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2017-09-24

アンモライトのリメイクネックレス

神秘的な輝きを放つアンモライトのネックレスをご紹介します。

こちらは、以前に宝飾店様からのご依頼で制作したネックレスです。元々は、カフリンクス(カフス)だったものをネックレスにリメイク(リフォーム)しました。

↓こちらは、カフリンクスから取り外した状態です。アンモライトはアンモナイトの化石からなる宝石。オパールのような遊色を持っていて、見る角度で様々な表情になる神秘的な輝きが特徴です。

「同じカタチで表裏のある平らな石(ビーズ穴なし)を2個使い」

「上品でオリジナリティーのあるデザインのネックレス」

「長さを2パターン使えるように」

「費用はできるだけ抑えて」

…とバランス的にも、その石に合う枠を準備するのも、ビーズアクセサリーとしてデザインするには、とても難しいご依頼でした。

K18などの貴金属で一からその石に合わせていかようにもつくることのできる世界と違い、ビーズアクセサリーの世界では自由度が低くなり難しいのです。

デザイン、素材、技法、全てに課題があって頭を悩ませましたが、素敵なネックレスに仕上がりました。


素材:アンモライト、淡水パール、K14GF、一部合金パーツ

アンモライトをひとつは横使いに、もうひとつは縦使いにして変化を持たせました。パールを添えて華やかな上品さをプラス、そして全体をアシンメトリー(左右非対称)にしてオリジナリティーのあるデザインに。

アンモライトの石枠。前述の通り、ビーズパーツでその石にピッタリのサイズの石枠を探すのはとても困難なのです。なので、石をグルッと囲うベゼルワイヤーで自作しています。この手の方法だと、どうしても手作り感溢れるワイヤーワークが目立ってしまいがちで、繊細なエレガントさに欠けるのですよね。パールを配して目立たなくさせたり、見える部分はできるかぎり美しい印象に仕上げようと、何度も何度もやり直し、ようやく納得のいく仕上がりになりました。

そして、長さは2パターンできるように。

両者の長さには、かなり大きな差があります。短くして身に付けていただく場合に、余分なチェーンが後ろに長く垂れてしまうので、そこをどう美しく見せられるか?にも拘りました。


いかがでしょう?

「クリアなクリスタルが揺れるチェーンの部分」

「ふたつに折れて短く垂れるチェーンの部分」

チェーンの流れるようなふたつの揺れが、とても優雅な後ろ姿になりました♥︎

このチェーンが全て長く垂れてしまったり、或いは、ふたつに折れたものがダランと垂れるだけでは、美しくありませんからね。金具や、途中のパールを繋ぐ部分などを工夫して辿り着いたカタチです。長くして身に付けた場合も、もちろん自然で美しく。

想いの込められたジュエリーやアクセサリー、時代やライフスタイルの変化に合わせカタチを変えて愛されていくことは、とても素敵です。そのようなお手伝いができること、とても嬉しく思います。

ご依頼、誠にありがとうございました。

今はもう使わないけれど、捨てられない想いの込もった大切なジュエリーやアクセサリー、皆様はどうされてますか?

身につけないけれど大切に保管して、たまに眺めて思いを馳せて愛でることも素敵なことです。一方、リメイクして生まれ変わったカタチで身に付けて愛用していくことも、また素敵。

ジュエリーやアクセサリーのリメイクは、難しいケースも多く、コストも時間もかかります。オーダーメイドと同じです。元のお品物の購入価格よりも高くなってしまうケースも多いです。

でも、もし思いきってリメイクして、また身近に愛用できるようになったらいいな…というお客様がいらしたら、そのお気持ちに応えられるアクセサリー屋さんでいたいと思っています。

その時は是非、思い出話も聞かせてくださいね。


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