ガブリエル・シャネル展@三菱一号館美術館へ行ってきました。
友人と当日券に望みをかけて、朝イチで出掛けたガブリエル・シャネル展。(日時指定の前売り券は前日に完売してました。お早めの購入がオススメですよ。)
平日だったからか、当日券もすんなりと購入できて、館内もゆったりと観覧できました。残念ながら館内は撮影NGのため、外観の雰囲気だけカメラに収めてきました。三菱一号館美術館のある丸の内ブリックスクエアは、景観がいつ行っても素敵な場所。ここに来るだけでも、癒される場所です。
さて、ガブリエル・シャネルの仕事に焦点を当てた回顧展、日本では32年ぶりだそう。
シャネルといえば、そうそう手の届かないエレガンスの極みのような、豪華絢爛の華やかなイメージでしたが、回顧展を見終わってイメージがガラリと変わりました。
1920年代、当時は下着に使われていたニット素材で洋服を仕立てたり、スポーツウエアを参考にして身体の動きを抑制することのないエレガンスを表現していたり。
誰もが知る香水「シャネル N°5」の誕生も、「装飾的なボトルデザインと、華やかなネーミング」が主流であった香水の世界に、「直線的でシンプルを極めたボトルに、数字のみの無機質なネーミング」という革新的な香水を誕生させていたり。
実用的で心地よい、シンプルエレガンスの魅力に感嘆してしまいました。
ガブリエル・シャネルの哲学に
「常に取り去ること、決して付け足さないこと」という美意識があるのだとか。
その美の概念の難しさを日々身に沁みてる私としては、それを見事に体現しているのがシャネルなんだ!と今更気づいた次第です。カッコ良すぎ!
対して装身具に関しては、とってもデコラティブなのが、これまた興味深くて。
モチーフものも多くて、私は星モチーフのシャネルジュエリーが大好き。
ジュエリーは、スタイルの最後に添えるエッセンス。ガブリエル・シャネルの遊び心を発揮させる場所だったのかなぁ…と想像を巡らしてみたりしました。
シャネルは、学生時代にネイルを購入したことがあるくらいの遠い世界。そう言えば、以前シャネルのヴィンテージボタンをお客様からお預かりして、ピアスにリメイクさせていただいたこともありました。ボタンも素敵なんですよね✨
ヴィンテージボタンのリメイク③ ロングピアス
ガブリエル・シャネルの生き方、哲学。もっと知っていきたい、学ばねばならない!と思わされました。
「ガブリエル・シャネル展」三菱一号館美術館にて、9/25まで開催しています。皆様も是非♡
東京駅を眺めながらの、アジアンカリーランチ
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